石坂浩二「開運!なんでも鑑定団」降板 発言シーン2年間カット
テレ東、石坂浩二に「鑑定団」降板通告 発言シーン2年間ほぼカット
スポニチアネックス 1月28日(木)5時37分配信
俳優の石坂浩二(74)が、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」
(火曜後8・54)の司会降板を同局から通告されていたことが
27日、分かった。3月いっぱいで交代する方向で調整が
進んでいる。94年4月の放送開始から同局の看板として
約21年間続く番組を、知恵袋として支えてきた功労者。
しかし、ここ2年ほど番組中でほとんど発言がなく、
視聴者から不思議がる声が上がっていた。関係者によると
昨年9月、テレビ東京や番組制作会社幹部らが
都内に石坂を呼び降板通告した。理由については
「視聴率不振と、20年以上たった番組の刷新が目的」と説明。
このときは石坂サイドが反発し物別れに終わり、その後何度も
協議が行われたが、局側は降板を譲らず。3月をもって
司会交代する方向で調整に入った。難航したのは、局側が
提示した降板理由。96年の歴代最高視聴率23・7%
(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)には及ばないが、
26日放送分は平均13・7%を記録するなど、依然テレ東では
トップクラス。また、スポニチ本紙の取材では、刷新を掲げつつも、
3月で交代予定のメンバーは現時点で石坂のみだ。
同番組での石坂をめぐってはここ2年ほど、ネット上などで
視聴者から「放送中、ほとんどしゃべっていない」との指摘が
相次いでいた。制作スタッフは「収録中はたくさんしゃべっている」
と証言。にもかかわらず、約2年にわたり、ほぼ発言が
放送されていない。別のスタッフは「コーナーが多く、出演者を
問わず発言はカットされがち」としつつ、「収録での石坂さんの
言葉数からすると違和感がある」と、意図的に編集している
可能性を指摘する。スポニチ本紙の取材に同局広報部は「番組の
制作過程についてはお答えできない。改編期はこの番組に限らず
リニューアルを検討している」と回答。石坂の所属事務所は
「コメントを差し控える」とした。
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